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「2024年度足育・足守講習会」第4回開催報告 -8月31日に東北ブロック(秋田県秋田市)で開催-

 当協会では、日本教育シューズ協議会(JES)のご協力のもと、子どもの発育段階に応じた適切なシューズの選び方について認識を持つことを目的に、足育・足守講習会を開催しております。
 この度、8月31日(土)に、東北ブロック(秋田県秋田市)において、今年度4回目となる足育・足守講習会を開催しました。今回は秋田県バスケットボール協会主催の「キッズ・バスケフェスティバルAKITA 2024」にて、一つのプログラムとして実施しました。
 つきましては、以下の通りご報告いたします。

 
■2024年度足守・足育講習会 第4回開催報告 <東北ブロック>

【主管】
一般社団法人秋田県バスケットボール協会

【開催期日】
2024年8月31日(土)

【開催場所】
CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)
(〒010-0973 秋田県秋田市八橋本町六丁目12-20)

【参加人数】
計204名 (競技者 100名、保護者 79名、指導者 11名、スタッフ 14名)

【スケジュール】
●2024年8月31日(土)

09:00~10:30  第1回講習会
10:40~12:10  第2回講習会
13:05~14:35  第3回講習会
14:45~16:15  第4回講習会

【開催レポート】
 当日は秋田県内から計7チームの選手・保護者等の総勢200名以上が集まり、バスケットボール競技をプレーするうえで一番身近な用具であるシューズ、そして自分の足について全員が真剣な面持ちで受講しました。
 講義の一番最初に話題となった「シューズの脱ぎ方」については、大人もほとんどが間違った脱ぎ方をしていることを指摘され、保護者・指導者からはバツの悪そうな笑いが起こりましたが、多くの人があまり意識していない「脱ぎ方」にもシューズに対して適切な方法があることにふと気付かされたほか、参加者の興味を一気に引きつけてられていました。
 一般論について学ぶだけでなく、参加者一人ひとりに自分自身の足、シューズの実情を考えさせる部分が多く、特に中敷きの減り方からシューズのフィット具合や力の入り方の癖を分析していくパートは、それぞれが自己分析と改善方法を考えるきっかけとなり、学習効果が高かったと感じました。
 ここで自分のシューズが大きすぎること・小さすぎることに気付いた選手がたくさんいたのか、自分の周りにいる受講した選手たちの多くがその後にシューズを新調していて、早速効果を実感したようであった。補助スタッフで参加していた高校生プレーヤーたちも真剣に聞き入っており、適切なシューズを選ぶこと、自分の足について知ることが、今後秋田県の競技力向上の一助となることを期待するとともに、ここで学んだスタッフ・指導者たちを中心に、さらに多くのジュニアプレーヤーたちにその大切さを伝えていきたい。

 
▼関連リンク
・一般社団法人秋田県バスケットボール協会 公式ホームページ

 
<講習会の様子(写真)>

 


◆2024年度足守・足育講習会について

【目的】
 近年のバスケットシューズは、サイズ、機能性、デザインが格段に多様化している中、適切なシューズの選び方に関して、多くの保護者や指導者は子どもや販売店任せになっている実態にある。しかしながら、そのシューズがはたして足にマッチしているのか、また、マッチしていない場合の影響に関して保護者や指導者も認識不足になりがちである。
 この度、都道府県において、子どもの足の計測に指導者や保護者が参加し、実態を確認していただくとともに、足にマッチしたシューズの選び方や正しい履き方・脱ぎ方について講習を行い、子どもの発育段階に応じて定期的に足計測を行い、適切なシューズの選び方や正しい履き方・脱ぐ方について認識を持つことを目的とする。
 また、指導者・役員は各都道府県内での指導や講習を行える知識・講習内容を理解、習得することを目的とする。

【主催】
公益財団法人日本バスケットボール協会

【主管】
開催地・都道府県バスケットボール協会 他

【協力】
JES 日本教育シューズ協議会

【開催回数】
各ブロック1回以上、年間9回程度

【開催期間】
2024年7月1日(月)~2025年3月16日(日)

 
▼関連リンク
・2024年度足守・足育事業(講習会)について【開催レポートほか】
・JES 日本教育シューズ協議会 公式ホームページ

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