当協会では、日本教育シューズ協議会(JES)のご協力のもと、子どもの発育段階に応じた適切なシューズの選び方について認識を持つことを目的に、足育・足守講習会を開催しております。
この度、8月5日(土)・6日(日)の2日間、愛媛県伊予郡松前町・松山市において、今年度、1回目となる足育・足守講習会を開催しました。 つきましては、以下の通りご報告いたします。
■2023年度足守・足育講習会 第1回開催報告
【主管】 一般社団法人愛媛県バスケットボール協会 U12部会
【開催期日】 2023年8月5日(土)・6日(日)
【開催場所】 1日目(5日) 松前総合文化センター (愛媛県伊予郡) 2日目(6日) 北条スポーツセンター (愛媛県松山市)
【参加人数】 計255名 (競技者 162名、保護者 65名、指導者 18名、スタッフ 10名)
【スケジュール】 ●8月5日(土) 9:00~16:30 講習会
●8月6日(日) 9:00~16:30 講習会
【開催レポート】 2016(平成28)年度にスタートしたこの講習会は、四国ブロックでは既に一巡しており、愛媛県で2回目の開催となった。講習会だけ計画した1日目は参加者が集まりにくかったが、大会と併せて開催した2日目は.北条スポーツセンターのミーテイングルームに入りきれないほど参加者が集まった。次回は、もっと広い会議室を備えた体育館で開催したい。 講義では、「インソールの減り方で、足のトラブル(靴が足に合っているか)が判定できる」事象について多くの保護者が興味を持たれた。また、親子ペアもしくは子どものグループに保護者を1名入れることで、実技講習がスムーズに進んだ。 前回は計測器具により足のサイズを測ったが、計測器具が家庭にないため定着しなかった。今回は計測シートを活用して、簡易に子どもの足のサイズを計測する手法を体験した。参加者が計測シートを持ち帰ったので、自宅で定期的に足を計測することが期待できる。 講習会が終わってから、講師に個別に質問される保護者が多数見受けられ、子どもの足に対する関心の高さがうかがえた。
◆2023年度足守・足育講習会について
【目的】 近年のバスケットシューズは、サイズ、機能性、デザインが格段に多様化している中、適切なシューズの選び方に関して、多くの保護者や指導者は子どもや販売店任せになっている実態にある。しかしながら、そのシューズがはたして足にマッチしているのか、また、マッチしていない場合の影響に関して保護者や指導者も認識不足になりがちである。 この度、都道府県において、子どもの足の計測に指導者や保護者が参加し、実態を確認していただくとともに、足にマッチしたシューズの選び方や正しい履き方・脱ぎ方について講習を行い、子どもの発育段階に応じて定期的に足計測を行い、適切なシューズの選び方や正しい履き方・脱ぐ方について認識を持つことを目的とする。 また、指導者・役員は各都道府県内での指導や講習を行える知識・講習内容を理解、習得することを目的とする。
【主催】 公益財団法人日本バスケットボール協会
【主管】 開催地・都道府県バスケットボール協会 他
【協力】 日本教育シューズ協議会(JES)
【開催回数】 各ブロック1回、年間9回程度(予定)
▼関連リンク ・JES 日本教育シューズ協議会 公式ホームページ ・一般社団法人愛媛県バスケットボール協会 公式サイト
<講習会の様子(写真)>